おすすめの屋根勾配とは

家を建てる時、意外と見落とされがちなのが「屋根勾配」です。
今回はおすすめの屋根勾配について解説していきますので、ぜひ参考にしてください。

屋根勾配とは

屋根は基本的に三角形の形をしていますが、その角度は色々で、低かったり高くとがっていたりと家によって違いますよね。
屋根勾配とは、この「三角形のとがり具合」を意味します。

おすすめの屋根勾配

屋根勾配は、角度によって急勾配（6寸勾配以上）・並勾配（3寸～5寸勾配）・緩勾配（3寸勾配以下）の3種類があります。
どの勾配にするかはお好みによって選んでいただいても構わないのですが、特に事情がなければ「並勾配」がおすすめです。
というのも、最も勾配の角度が緩い「緩勾配」にすると、水はけが悪くなるため屋根に負担がかかります。
並勾配以上の角度にすれば雨水や雪などがサッと落ちますので、屋根の劣化を抑えられます。
逆に「急勾配」にすると、屋根の面積増によるコストや、物の落下が心配です。
屋根勾配を決める時はできるだけ「並勾配」とされる3寸～5寸勾配にすると、費用をおさえながら機能とデザインを両立させた屋根にすることができるでしょう。

業者とも相談しながら決めよう

上記はあくまでも一般的な目安で、実際にどの程度の屋根勾配が良いかについては、ご希望の屋根のデザインや地域の気候の特性などによって異なります。
最終的にどの屋根勾配を採用するかは、業者とも話し合いながら決めていただくと良いでしょう。
鈴藏工務店でも家ごとに適した屋根勾配のアドバイスを行っていますので、わからないことは何でもご相談ください。

まとめ

屋根は日常生活にはあまり関係のない部分ですが、実は平穏な日々を守ってくれている陰の立役者でもあります。
ぜひデザインや使い勝手なども考慮しながら、より良い屋根を作っていってくださいね。